SOLD OUT
Peter Noever 編
size:26.×21.1 119p. ソフトカバー
publisher:Moderne Kunst Nurnberg 2009年 オーストリア(ドイツ語・英語併記)
condition: Aマイナス 表紙極少焼け
ショッキングな表紙の「トロフィーとしての家具」。
ウィーンにあるMAK(応用美術博物館)で2009年に開催された展覧会の図録です。
狩猟した動物たちの皮や角、脚や骨で作られた家具は今なら悪趣味で残酷だとしりぞけられるでしょうが、古来から力の象徴として大きな価値をもっていました。
着飾ったエチオピアの酋長はライオンの毛皮の敷物を好み、ヘミングウェイは倒した獲物との写真に満面の笑みで写り、ルーベンスやラファエロの描く美女のまとう毛皮は美と力の象徴でした。グロテスクな装飾品を求める人間のさがを分析する展示です。
150のカラー図版はもとより、英語とドイツ語併記の文章も非常に濃く読み応えがあります。