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size:21.5×15.4 ハードカバー カバー
publisher:牧神社 1977年
condition: B カバー背焼け
ペローからアリスに至る「反童話」の系譜をたどる高橋康也の「ついにアリスが来た」。
いや、アリスよりアンデルセンの童話の方が危険だという金井美恵子の「アンデルセンの歯痛」。
世紀末的芸術という視点からメーテルリンクを読む「庭園と聖杯」。
他、寺山修司「長靴譚」、矢川澄子「不思議な童話の世界とわがアリスとのあまりにも興褪せめな諸関係について」、天沢退二郎「童話のリアリティ」など。
創作としてはシャルル・ノディエの「パン屑の妖精」、シャルル・ドゥランの「三つのオレンジ」、アルフォンス・アレー、ウォルター・デ・ラ・メア、エドワード・リア、長田弘のものなど盛りだくさん。